学校や会社、プライベートで、年上の人と接する機会は多いと思います。特に、社会に出ると年上と接する機会の方が圧倒的に増えるはずです。しかし、年上の上司などと話すのは、苦手意識を持っている人が多いですね。話を合わせるのが大変ですし、気を遣うのも疲れます。
ただ、自分が苦手意識を持って接していると、それは相手に伝わってしまいます。さらに、自分から積極的に話しかけないと、相手は嫌われていると勘違いしてしまうかもしれません。それだと仕事に支障をきたしてしまうので、頻繁に雑談などをしていきましょう。
軽い雑談などを毎日行っていると、信頼関係が作られていきます。これは、心理学の用語で「単純接触効果」といいます。接触回数が多いほど、好感をもたれやすいという意味です。上司と話す回数が多いほど仕事の相談などもしやすくなりますので、上司から好かれるためにも意識をしましょう。
軽い雑談をするときのポイント
自分から話しかけるときに悩むのが、「何を話せば良いか分からない」ということですよね。あまり親しくない人だと、どんな話題が良いのか悩んでしまうと思います。しかし、軽い雑談なので深い話をする必要はありません。
何でも思い付いたことを話すようにしましょう。無難なのは、天気の話題ですね。「暑いですね」とか「ちょっと寒くなってきましたね」と話しかければ、相手にとっても答えやすくなります。
そして、それとプラスで何か質問を加えることも大切です。たとえば、「今日は寒いですね。何か防寒対策してます?」みたいな感じですね。そうすれば、そこから話が広がっていきますくなります。
軽い雑談ですから、一言二言で終わる話で良いわけです。長く話そうとするから悩むわけで、短い話をするつもりなら苦も無くできるでしょう。なので、覚えておいてください。
また、以下のページも参考にすると良いでしょう。
また、年上の人と話すときには、何かを教えてもらうのも有効です。人は頼られることで自己重要感が満たされるので、喜んで教えてくれるはずです。なので、上司に対して仕事の質問をしたり、人生論などを聞くようにしましょう。
ちょっとした時間を繋ぐことができますし、ためになる話を聞けるかもしれません。自分が下手に出て教えてもらえば、かなり話が盛り上がると思います。
仲良くなっても礼儀を忘れない
年上の人と毎日雑談をしていれば、自然と仲良くなると思います。しかし、どれだけ仲良くなったとしても、礼儀を忘れてはいけません。上下関係はしっかりとするべきですし、これは覆ることがありません。
常に敬語を使うのは当り前ですし、立場上も年上を立てるようにする必要があります。特に、ビジネスの場であれば、絶対に守るべきことですね。お酒などが入ると礼儀を忘れがちですが、ちゃんと意識をしておいてください。
ちゃんと年上を敬っていれば、深い信頼関係を作ることができるはずです。
以上、年上の人とのコミュニケーションについて解説しました。年が離れた人と接する機会は多いですから、しっかりと対応できるように接し方を覚えておいてください。接触回数が多いほど仲良くなりやすいので、マメに雑談を行うのが秘訣ですね。