論理的な話し方を身に付けるための秘訣

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ダラダラと長く話してしまったり、要点がズレた会話をしてしまう人は多いです。一生懸命に話していても、それが上手く伝わらないタイプですね。そういった人は、頭の中で思考を整理してから話す必要があります。

論理的に考えることで、筋の通った話し方ができるようになるでしょう。少ない言葉で端的に伝えられるようになるので、スマートな印象を与えることができます。社会人にとっては必要な能力ですから、確実に身に付けることができるようにしてください。

論理的な思考を身に付ける

論理的な思考の基本として、「ピラミッド構造」と「MECE」と呼ばれる概念があります。これらを身に付ければ、誰でもロジカルな考え方ができるようになるはずです。

ピラミッド構造

ピラミッド構造とは、複雑なものを何階層に分けて考える思考法です。大きな概念から小さな概念へと考えていくことで、物事の全体像をとらえることができます。具体的には、以下のようになります。

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コスト削減という大きな概念があり、その下に具体的な方法論を書いていきます。こうすることで、あらゆる方法を一目で確認することができ、頭の中を整理することができますよね。手書きでも良いですから、メモ帳に書いて考えてみましょう。

全体像が分かれば、優先順位が明確になるので話す順番なども分かりやすくなります。

MECE

MECEとは、「もれなくダブりなく」という意味です。物事を考えるときには、あらゆる角度から見る必要があります。真剣に考えていたとしても、大事なことを見落としていては正解を出すことは難しいです。

たとえば、コスト削減のためにリストラや賃金カットしか考えていなければ、十分とは言えませんよね。なので、色々な視点で物事を考えて、あらゆる可能性を考えなくてはいけません。

論理的に話すための心得

上記で説明した「ピラミッド構造」と「MECE」を意識して、何事も考えるようにしましょう。そして、それらを話すときには、分かりやすさを考慮する必要があります。論理的に話すということは、聞き手の理解を得ながら話すということです。

言いたいことを項目に分ける

自分の言いたいことがまとまったら、それを小さな項目に分けましょう。そして、その項目ごとに順番に話していくことが望ましいです。いわば、目次を作るような感じですね。ポイントごとに説明した方が、聞き手も理解しやすくなります。

そして、一つの項目が終わったら、「何か質問はありますか?」と問いかけてみてください。そうすれば、相手の理解を得ながら話を進められるので、言いたいことが伝わらないといったことを防ぐことができます。

話に見出しを付ける

話の項目ごとに、簡単な見出しを付けましょう。たとえば、「これから、○○の話をします」といった感じですね。そうすることで、聞き手の興味を引くことができます。さらに、これから話す内容が分かるので、理解しやすくもなりますね。

見出しが魅力的であるほど、聞き手は話に集中するようになります。特に、プレゼンなどでは、見出しの内容が重要となりますね。ですから、話す内容を考えるときには、見出しにも気を遣ってみてください。

自分への問いかけをする

論理的な話し方に重要なのは、因果関係をハッキリすることです。原因と結果が明確になっているほど、ロジカルで理解しやすい話となります。なので、自分の言ったことに対して、「それって、どういうこと?」と自問自答してみてください。

そうすれば、誰にでも理解しやすい話となるでしょう。予期せぬ質問が来たときにも対応できるようになりますから、プレゼンや会議などの前には何度も自問自答を繰り返すようにしましょう。

以上、論理的な話し方を身に付ける方法を紹介しました。ビジネスの世界では、ロジカルな話し方が求められます。営業力などにも関わってきますから、どんな時にも論理的に話せるように意識をしてください。

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