人見知りを治すためには、細かいことは気にしないといった態度が必要となります。「こんなことを言ったら失礼かな」「嫌われないだろうか」などと考えるのではなくて、「どう思われても関係ない」といった開き直りが重要になるわけです。
こんなことを考えたら余計に嫌われるだろうと思うかもしれませんが、実際にはそんなことはありません。開き直って会話した方が、自然体で話せるようになります。もし本当に嫌われてしまったとしても、その人とは相性が悪かっただけです。いちいち気にしても仕方がありませんから、気を大きく持って人と接するということが大切になりますね。
また、話すことが思いつかなかったとしても、無理に話さなくていいと考えるようにしてください。無理やり話そうとしても逆にパニックになるだけですし、支離滅裂な会話内容になってしまいます。なので、焦らずに堂々とするようにしましょう。
敵を作ることを恐れない
人見知りの人は、とにかく「相手を傷つけたくない」と考える傾向にあります。だから、自分の言いたいことが言えずに、自由な会話をすることが出来ません。基本的に、誰からも好かれたいと思っているんですね。
しかし、みんなに好かれるというのは、不可能なことです。どれだけ話し上手な人であっても、一定数の敵が出来てしまうのは仕方ないことなんです。だから、好かれようと考えすぎるのは、止めるようにしましょう。
どれだけ上手に話すことを心がけても、敵と味方は半々の割合で出来てしまうはずです。なので、敵を作るのは当然だと考えて、その中で味方を増やしていくという考え方をするようにしてください。そうした方が、落ち着いた会話をすることができるはずです。