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ノーラン監督、DGA会長に

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アメリカ映画監督協会(DGA)の新たな会長に、クリストファー・ノーラン監督が選出されました。土曜日に行われた協会の全国大会で、無投票で選出されたノーラン監督は、レスリー・リンカ・グラッター前会長の後を引き継ぎます。グラッター前会長は、2023年の俳優と脚本家のストライキを乗り越えるなど、1万9500人の会員を率いてきました。

ノーラン監督は声明で、「DGA会長に選出されたことは、私のキャリアにおける最大の栄誉の一つです」と述べています。「私たちの業界は劇的な変化を経験しており、この責任を私に託してくれた協会会員に感謝します。また、過去4年間のリーダーシップに感謝いたします。彼女や新たに選出された理事会と協力し、会員のために重要な創造的および経済的保護を実現することを楽しみにしています。」

「メメント」「ダークナイト」シリーズなど、時間や記憶をテーマにした複雑な物語で知られるノーラン監督の就任は、DGAにとって大きな転換点となります。2001年からDGA会員である彼は、2015年からは協会の理事会や西部地区評議会に所属し、現在は劇場におけるクリエイティブな権利委員会と人工知能委員会の委員長を務めています。映画ファンにはその名前が広く知られていますが、近年活発な活動を行ってきた協会内での彼の貢献は、あまり知られていないかもしれません。

今回の大会では、ノーラン監督に加え、ローラ・ベルジー氏(「ウォーキング・デッド」)、パリス・バークレー氏(「ドクター・オデッセイ」)がそれぞれ副会長と会計に再選されました。さらに、ジョイス・トーマス氏(CBS)、トッド・ホランド氏(「Malcolm in the Middle」)、ロン・ハワード氏(「アポロ13」)、ジーナ・プリンス=バイザウッド氏(「ザ・ウーマン・キング」)らが理事に選出されました。

新執行部は、来年、スタジオやストリーミングサービスとの基本協定交渉という大きな課題に直面します。土曜日には、主要企業を代表する映画テレビプロデューサー同盟(AMPTP)がノーラン監督の選出を祝福する声明を発表し、「DGA会員にとって最も重要な問題に取り組みながら、会員企業が急速に変化する業界において競争力を維持できるように、ノーラン会長と協力することを楽しみにしています」と述べています。

Source: Christopher Nolan Elected President of Directors Guild of America

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