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ハイデッカー&ウェアハイム 恐怖脚本執筆

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お笑いコンビ、ティム・ハイデッカーとエリック・ウェアハイムが、新たなジャンルに挑戦しています。彼らが手がけるのは、なんとホラー映画です。

先日行われた「ヒム」のプレミア上映で、ハイデッカーはウェアハイムと共にホラー映画の脚本を執筆中であることを明かし、「多くの人が観たくないと思うほど、ぶっ飛んだ作品になるだろう」とコメントしました。お馴染みの「ティムとエリック」シリーズとはまた一味違う、衝撃的な展開が期待されます。

奇抜で型破り、時に不快感すら覚える彼らの独特なユーモアのセンスを考えれば、新たなジャンルへの挑戦も境界線を押し広げるものとなるのは自然な流れと言えるでしょう。具体的なプロットや雰囲気、制作段階については詳細は明かされませんでしたが、「完成するかどうかは分からない」と率直に語っていました。

一方、ハイデッカー自身は俳優として既にホラー映画に出演経験があり、近年ではジョーダン・ピール監督の「アス」にも重要な役で出演しています。今回の「ヒム」では、主人公であるクォーターバックの代理人を演じています。「ヒム」にはピールもプロデューサーとして参加しており、彼がホラージャンルに強い関心を持っていることが分かります。

プレミアでハイデッカーは「ホラー映画の大ファンではないけれど、本当に良く出来ていて、メッセージ性や伝えたいことがあれば、いつも評価している」と述べています。皮肉なことに、ティムとエリックのコメディーは極めてナンセンスで、メッセージ性とは程遠いものです。しかし、ジャンルによって彼の価値観が変化するのかもしれません。「キー&ピール」はコメディーでしたが、ピール監督はホラー作品で深いメッセージを伝えています。同様に、「ホワイトスト・キッズ・ユー・ノウ」で尖ったジョークを飛ばしていたザック・クレガーは、現在では「バーバリアン」や「ウェポンズ」といった作品で、観客に多層的な意味を読み解かせるような映画を作り出しています。

果たして、ハイデッカーとウェアハイムはコメディアンからサスペンスの巨匠へと転身するのか? 2012年の「ティムとエリックの10億ドル映画」に続く、彼らの2作目の長編映画となる予定です。

Source: Tim Heidecker and Eric Wareheim Writing Horror Script: ‘Sicker Than Most People Are Going to Want to Watch’

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