クッション言葉を使って好感度を高める秘訣。社会人としてのマナーです。

dr3eo

普通に会話しているだけなのに、なぜか相手を怒らせてしまったことはありませんか?自分では意識をしていなかったとしても、言葉選びを間違えてしまって周りの人を不快にさせてしまう人は少なくありません。

自分で気が付けば謝罪すれば良いだけですが、気付かないことが多いのが厄介ですね。特に、相手の間違いを正すときや断りを入れるときなどは、言葉遣いに注意しないといけません。ちょっとしたことで人間関係が壊れることがあるので、気を付けるようにしましょう。

ここでは、角が立たない話し方を身に付けるために「クッション言葉」を紹介しています。これを知っておくことで、自分の好感度を下げることは少なくなるはずです。

クッション言葉を使うメリット

まず、待ち合わせに友達が遅刻してきたシーンを想像してください。時間にルーズな友達なので、何とかして注意したいとします。こういった時に、どんな言葉を掛けるでしょうか。

A:「いつも遅刻してるじゃないか!ちゃんとしろよ!!」
B:「いろいろ事情はあると思うけど、遅れるのは良くないよね。今度から気を付けようよ。」

完全に友達が悪いわけですから、「A」のように厳しく怒りたくなるかもしれません。しかし、頭ごなしに注意をすると、相手から反感を買ってしまう恐れがあります。人は自分が悪かったとしても、キツイ言葉を掛けられるとイラッとするからですね。

でも、「B」のような言い方をすれば、印象は大きく異なります。柔らかい言い方になっているので、反感を買ってしまう心配は少ないでしょう。なぜなら、「いろいろ事情はあると思うけど、」という枕詞によって、相手を肯定しているからです。

このように、相手に対する敬意を忘れないことで、会話中に相手を不快にさせる心配はありません。デリカシーが無い人は、こういった配慮ができていないわけですね。だから、余計なひと言で周りの人を怒らせてしまったりするわけです。

特に、社会人になるとクッション言葉の重要性は高くなります。上司や取引先の間違いを正すときなどに、「恐れ入りますが、」といった言葉を入れることで柔らかい印象となります。会議や商談などでは、ちゃんと意識をしましょう。

もしも、クッション言葉を入れなければ、常識の無い人間だというレッテルを貼られるかもしれません。基本的なマナーとも言えますから、しっかりと覚えておいてください。

シチュエーション別のクッション言葉

お願いするとき

相手に何かの依頼をするときには、「○○してください」というと角が立ってしまいます。偉そうな印象になりますし、命令していると思われるかもしれません。特に、目上の人に依頼をするときには、注意が必要となります。

なので、以下のようなクッション言葉を使いましょう。

  • お手数ですが、
  • 差し支えなければ、
  • 恐れ入りますが、
  • 恐縮ではございますが、

「お手数ですが、○○して頂けますでしょうか?」と言えば、偉そうな印象にはなりませんよね。ちゃんと相手に敬意を払った上でお願いしているので、不快な思いをさせることも無いでしょう。

仲の良い友達であっても、「申し訳ないけど」「時間があれば」などのクッション言葉を入れる方が良いと思います。仲が良いほど言葉遣いが乱暴になりがちですが、親しき仲にも礼儀ありなので気を付けてください。

反論するとき

最もトラブルになりやすいのが、相手の意見に反論するときですね。言い方によっては、相手の人格を否定しているように聞こえてしまうリスクがあります。ですから、細心の注意を払って、言葉を選ばなくてはいけません。

「失礼かもしれませんが」や「○○と思われるかもしれませんが」という前置きをすると、相手からの反論が収まることがあります。いきなり反論をすると、火に油を注いでしまって余計に炎上してしまうかもしれません。

引用:高圧的な態度の人に対する適切な対処法とは?

なので、以下のようなクッション言葉を使うのが効果的です。

  • お言葉を返すようですが、
  • それも良いと思いますが、
  • おっしゃる通りですが、
  • 一言だけ言わせていただくと、

頭ごなしに「それは違います」と言ってしまったら、相手を全否定していることになります。これで気分を害さない人はいませんので、クッション言葉は必ず入れるようにしてください。一度相手に同意してからであれば、角が立つ心配も無いでしょう。

断るとき

反論する時と同様に、トラブルになりやすいのが断るときです。相手を否定するわけですから、かなり慎重に言葉を選ぶ必要があります。「できません」とか「お断りします」と言ってしまうと、かなりキツイ言い方になりますよね。

なので、以下のようなクッションがあると良いです。

  • 申し訳ありませんが、
  • せっかくですが、
  • 残念ですが、
  • ありがたいお話ですが、

出来るだけ、感情を込めるのがポイントですね。「本当に申し訳ない」という気持ちが伝われば、相手も納得してくれるはずです。あまり感情を入れずに断ってしまうと、かなり無愛想な印象となるので気を付けましょう。

以上、日常生活で使えるクッション言葉を紹介しました。目上の人以外にも、家族や友達などにもクッション言葉を使うべきです。仲の良い人ほど適当な対応になりがちですが、こういった配慮ができることで人間関係を円滑にすることができます。ですから、覚えておくようにしてください。

  • 嫌われるのが怖くて言いたいことが言えない
  • 人との間に壁を作ってしまう
  • 何を話していいか分からない
  • 人と話すときに緊張してしまう

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