人見知りとは何か?子供と大人では人見知りの意味が違います!

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最近は、「私って人見知りなんだよねー」などと、自称する人が増えてきました。
人と話すことが苦手だという意味で使う人が多いですが、本来の意味としては間違った使い方です。

また、人見知りにも色々なタイプや個人差があるので、一概に定義することはできません。
人見知りを直したくて悩んでいる人は、正しい言葉の意味を理解することから始めてください。

ここでは、人見知りの意味について解説をします。

人見知りの意味とは?

人見知りとは、もともとは子供に対して使われていた表現です。
子供や乳児が知らない人に出会った時に、恥ずかしがったり拒絶したりする現象のことを指します。

これは、子供が自分の親と他人を見分けることが出来たことを意味していて、少なからず誰だって経験するようです。

子供の人見知りは、成長の過程で改善されていくので、あまり心配する必要はありません。

しかし、最近では、大人になっても人見知りが改善されずに、知らない人を避けてしまう人が増えています。
こういった状態は、「内気」とか「シャイ」という表現が適切ですけど、「人見知り」という言葉が使われるようです。

一般的に、コミュニケーション能力が低くて、人付き合いが苦手な人に対する表現ですね。

大人の人見知りは警戒心が強いだけ

ただ、人見知りというのは、動物であれば例外なく持っている本能です。
知らない人に対して警戒心を持つのは、当然のことでしょう。

自然界だと常に危険が潜んでいますから、周りを警戒していないと命が危険にさらされてしまいます。
だから、よく知らない人に対して、警戒心を持つように本能的にインプットされているわけです。

その警戒心が強すぎてしまうと、大人になっても人見知りの状態となってしまいます。
でも、ある程度は仕方の無いことなんですね。

つまり、人見知りは、誰もが持っている防衛本能なんです。

なので、初対面で緊張するからといって、落ち込む必要はありませんよ。
ただ、人よりも警戒心が強い場合に、人見知りだと認識されてしまうだけです。

最近だと少子化で核家族が増えたり、近所付き合いも少なくなったりしているので、子供のころから人付き合いの機会が少なくなっています。

だから、人見知りになってしまう人も、増えてきているんですね。
あなただけじゃないですから、心配しないでください。

外国人は人見知りをしないのか?

外国人は、コミュニケーション能力が高いというイメージがありますよね。
「ハーイ!」なんて言いつつ、知らない人とでも気さくに話しているという印象があります。

これは、海外では色々な人種がごちゃ混ぜになっているのが普通なので、暗黙の了解などが存在しないためです。
そのため、しっかりと自己主張することを子供のころから教えられています。

日本なら単一民族なので、言葉に出さなくても伝わる部分がありますよね。
これが、日本と海外の大きな違いです。

しかし、外国人であっても、人見知りはします。

積極的に自己主張するから社交的な印象がありますが、知らない人の前では誰だって警戒心を持つでしょう。
余り仲良くない人が相手だと、自然に話すことができない人は多いです。

人見知りは、日本人特有のものではありませんし、すべての人間が持っている本能だといえますね。

人見知りの特徴には個人差がある

大人の人見知りの特徴としては、次のようなものがあります。

  • 初対面の人だと緊張して話せない
  • 人前では口数が少なくなってしまう
  • できるだけ一人でいたいと思う
  • 知っている人なら普通に話せる

症状は多岐にわたっており、度合いにも個人差があるようです。

少し緊張する程度のものから、頭が真っ白になって何もできなくなるといった人もいます。

多くの場合、コミュニケーションに支障をきたしてしまうので、何とかして改善したいと思っている人が多いですね。

株式会社ネオマーケティングが行った調査によると、人見知りを自覚している20代のうち、76%がそれを改善したいと回答しました。

このように、人見知りに対してネガティブな印象を持つ人が多いですが、すべてが悪いわけではありません。
実は、少なからずメリットもありますから、理解しておいてください。

メリット

  • 周りに対する気遣いができる
  • 狭く深く人と付き合うことができる
  • 人間関係のトラブルが少ない

人見知りの人は、周りに対して極度に気を遣う傾向にあります。
よく知らない人が近くにいると、ビクビクしてじっくりと観察するわけですね。

だから、観察力があるということになり、細やかな気配りをすることができます。
相手の変化を察知する能力に長けていますから、接客業などに向いているかもしれません。

また、交友関係が狭くなりがちですが、それだけ特定の人とがっつり仲良くなることができます。
薄い知り合いがたくさんいるよりも、少数の親友がいた方が人生は楽しいといえるでしょう。

社交的な人って、意外と友達が少なかったりします。広く浅い人間関係が多すぎても、面倒なことが増えるだけですからね。

そして、知らない人と積極的に付き合わないために、変なトラブルに巻き込まれることが少ないでしょう。
人間関係のトラブルを抱えてしまうと、大変なストレスになってしまいます。

そういったリスクが減ることで、のびのびと生活できるメリットもありますね。

デメリット

  • 自己主張ができない
  • 友達が少なくなる
  • チャンスを逃す可能性がある

人見知りの人は、周りの人に遠慮してしまって、積極的に自分の意見を言うことができません。
だから、思っていることを発言できずに、自己主張ができなくなってしまいます。

また、知らない人に話しかけられないので、それだけ友達は少なくなってしまうでしょう。
狭く深く付き合えるのがメリットだと書きましたが、広い付き合いがしたい人にはデメリットだといえますね。

他にも、積極的に発言しないことで、チャンスを逃す可能性も高くなるはずです。

特に、仕事の場面では、自分の意見を言うことが非常に大切となります。
発言量が少ないほど、チャンスは与えてもらえません。

人見知りのタイプについて

実は、人見知りには、いくつかのパターンがあります。

  • 自信喪失系
  • 自意識過剰系
  • 意識高い系

自信喪失系

これは、自分に対する自信が無いために、人を避けてしまうタイプです。
「失敗したらどうしよう」などと考えてしまって、会話することができなくなります。

完璧主義なのが特徴で、失敗を恐れるあまり緊張しすぎるわけです。
目的の無い会話ができませんから、雑談などが苦手な傾向が強いですね。

自意識過剰系

他人からの目線を気にしすぎてしまい、人と話すのを避けるタイプです。
「こんなことを言ったら変に思われるかも」などと考えすぎるので、無難なことしか言うことができません。

また、自分がどう思われるかに意識が向いているため、相手の話をよく聞かないことがあります。

意識高い系

プライドが高すぎるあまり、自分よりも優秀な人を「私は人見知りだし」などといって避けるタイプです。
自分が優れているという自負があり、それが傷つくことを恐れています。

また、他人を見下したり、上から目線の発言が多いのも特徴です。
上記の2つのパターンとは、真逆の性格だといえますね。

以上、人見知りの意味について紹介をしました。

人間であれば誰でも持っている本能なので、人見知りが激しくても気にする必要はありません。
人見知りであっても、上手に会話することは可能ですよ。

  • 嫌われるのが怖くて言いたいことが言えない
  • 人との間に壁を作ってしまう
  • 何を話していいか分からない
  • 人と話すときに緊張してしまう

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